6月
28
2008
裁判員について吟じます
吟じます。
2009年五月から裁判員制度が始まるそうなのだが、自分が人を裁くことに背徳をおぼえる。自分は人を裁けるほどの人間であるだろうか。逆に自分が罪を犯して裁かれる場合に、ド素人に量刑まで判断されるのは嫌だと思う。どうせ裁かれるのなら、裁判のキャリアを積んだロープー(プロ、ね)に裁かれたい。
面倒なこと、おかしいことは山ほどある。
- えん罪に加担してしまったらどうするのか?恐ろしいことである。たださえ、正しい生き方をしていない人間が、人様に濡れ衣を着せてしまうなんて。逆にいえば、ド素人にえん罪を着せられたら、たまったものじゃない。
- 守秘義務について。ある日、赤紙がきて、「裁判員になれ」と指名するのである。指名しておいて、裁判員が評議の秘密を漏らした場合は懲役6ヶ月以下、あるいは50万円以下の罰金になるという。こりゃ、あんまりだ。ちなみに、夫婦間で評議を漏らしても、懲役だそうだ。人を無理矢理裁判員にしておいて、その様子をしゃべると、こちらが犯罪者になる。ちなみに、警察で取り調べを受けて、そのことをしゃべっても犯罪にはならない。
- 多数決について。最終的には職業裁判官三人と裁判員(市民)六人で評議をして、有罪・無罪を決める。しかし、双方の票が入らなければ、判決をくだすことができない。つまり、裁判員(市民)六人全員が無罪票を投じても、職業裁判官が誰一人無罪票を投じなければ無罪にならないのである。つまりは、評決の過程において、職業裁判官による「誘導」が十分に考えられる。そんなら、はじめっからロープーだけでやれよな!そんでもって、何を証拠として採用するかも職業裁判官がきめるらしい。お膳立て裁判じゃねえか!
アメリカの陪審制度は無実か有罪かを陪審員が決めるが、日本の場合は量刑までも裁判員が決めなくてはいけない。
戦前の日本に陪審制度があったそうだが、被告が陪審(市民)か裁判官(プロ)か、どちらの判決をのぞむか選択できたらしい。誰も陪審を選ばないために廃止になったそうだ。
日当が最高一万円ってどういうことなのだろうか。
あと、裁判員制度にするならば、職業裁判官の給料を減らしたらどうなのでしょうか。
そこまでの意気込みなら、こっちもやったりまっせー
とはいえ、閑人ゆえにまっさきに赤紙がきそうだ。
