西村賢太の小説を読んでNHKのプレミアリーグ総集編をみて
西村賢太の「暗きょうの宿」と「けがれなき酒のへど」を読んで、鬼気迫る文体と近代文学おたく的な言葉づかいにえらくひきこまれながら、「ただ彼女が欲しい」という詞とかソープ嬢に入れ込みあげてまんまと80万円もってかれるまでの描写とかはすげーなぁー、こんなの書く人がいたのか、と思い驚嘆するのだけど、読み終わると瞬時に「こいつ馬鹿だな~」と声にならない笑い声がこみあげてくるところがこの小説群のすごいところなのだと思う。また読もうと思う。最新作は文学界6月号に載っているし。
西村氏の小説を探しに日本橋図書館に寄ると、日本橋と茅場橋で路上生活をしていた二人のおじいさんの展示がされていた。二人とも最近亡くなった。そのうちの一人、久坊という爺さんの書いた遺書が素晴らしくて素晴らしくて、図書館に何をしに来たのか忘れて没頭してしまった。会期中にまた見にくべし。久坊というじいさんは日本橋の橋のたもとで手作りの人形を売っていた人だ。
そんで水曜日は生でチャンピオンズリーグ決勝を観た。本来はセンターバックのブラウンがなんで右サイドバックをやらされているのかがわからなかったけれども、あの人はクロスがうまいのね。そのブラウンの左足のクロスからロナウドのゴールでマンUが先制した。そのあと、エッシェンが遠目からミドルシュートをすかして、リオの背中に当たり、ランパードの前にこぼれてくるという幸運。さらにファンデルサールがスリッピーな芝生に足を取られるという二重の幸運。チェルシー同点においつく。けれどもけれども、そのあと、前半終了間際のランパードのシュートと後半早々のドログバのシュートがゴールポストに当たるという不運。これで勝機が完全にマンUに傾いた感じがしましたね。あと、おもしろいのが試合後の感想としてアネルカを誰も責めないということ、風潮?、テリーがPKを外したことは大きく取り上げられるけれども、アネルカが外したこととファンデルサールがPKを止めたことは全く蚊帳の外といった感じ。やはり外様の傭兵にはドラマを持たせないということなのだろうね。あと、スコールズが鼻を骨折しながら30分近くプレーしていたのは9年かけた積年の思いということか。
鼻といえば、明日は鼻の治療だ。治療である。手術ではない。2分程度の熱線治療。
この1週間は明日の治療のことで頭が一杯(嘘)。からっぽの魂に新たな息吹が鼻から吹きこまれることを期待す!
まあ、術後にいろいろ報告します。だから手術じゃねえッツウの、治療後だな。
あ、あと昨日NHKBSでプレミアリーグのまとめ的な番組やってました。すごいよかったです。
原博実氏のストライカー解説が特によかった。編集もよくて、受信料2年分くらいの価値がありました。ありがとう。
とまあ、身辺雑記でした。
このところ、月曜日はなんか音を出していないと仕事してないと思われるので音を出すためにブログでも書くようにするわ。カチャカチャ。
